柔軟性をもって時代のニーズを捉え、次世代に向けた「出版の未来」を創造して参ります。
株式会社インプレスホールディングス代表取締役社長兼CEO
松本 大輔

1992年の創設以来、一貫してデジタルマインドを継承しながらメディア&コンテンツ業を営んできたインプレスグループは、常に時代のニーズを捉え、ときに先陣を切って新しい商品やサービスを市場に投入して参りました。紙の出版物はもちろんのこと、Webメディアやメルマガ、電子書籍、電子コミック、電子楽譜、POD、動画/音源配信、スマホアプリ、EC、そしてインターネットTV等々、数え上げたら枚挙にいとまがないほどです。
そして、その根底にはいつも「面白い」「創造」というキーワードが共にありました。
さて、近年特に「紙の出版」においては、書店数の減少、資材の高騰、物流経費の上昇などにより、継続的な市場成長率の低下に歯止めがかからず、業界全体としても直近の収益性だけではなく、その将来性までもが危ぶまれています。しかし、この状況こそがまさに「時代の変化」そのものです。我々はそれを正面から受け止め、知恵と工夫を凝らしながらこの難局に対峙して最適解を模索して参ります。そのために事業構造転換のスピードを上げ、同時並行で新しい手法を創出していくことが肝要と捉えています。
当社グループの強みのひとつは「柔軟性」です。市場の変化や人々の価値変容にも臨機応変に対応してきたその柔軟性をもって、解像度を高めながら次世代に向けてひとつずつ新しいこと、そう「出版の未来」を創造して参ります。これまでもそうしてきたように、これからも“面白いことを創造し、知恵と感動を共有”します。
“面白いこと”は常に進化し、そしてゴールがないからこそ前へ歩み続けるのです。
今後とも皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、
宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長兼CEO
松本 大輔