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投資家の皆様へ

投資家の皆様へ

平素は、当社グループに格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年、創設30周年を迎えた当社グループは、「面白いことを創造し、知恵と感動を共有する」を企業理念とし、これまで一貫して、デジタル技術を活用した様々なコンテンツやサービスを創り出してまいりました。

2022年は世界的にも新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、冬季五輪北京大会やサッカーW杯、翌3月にはワールド・ベースボール・クラシックが開催されました。日本人アスリートが世界の大舞台で活躍するシーンを目の当たりにし胸が熱くなった方も多かったのではないでしょうか。

一方で、ウクライナ情勢の長期化や急速な円安進行、さらには物資やエネルギー等の価格高騰とそれによる消費マインドの低下など、経済的には先行き不透明な状況も依然続いています。

このような環境下において、第31期(2022年度)当社グループの業績は、M&Aをはじめとする様々なチャレンジが功を奏し8期連続の増収を達成、5期連続の増益とはならなかったものの、連結売上高で150億円を超える規模まで事業を拡大することができました。厳しい市況ながらも、出版・電子出版、ネットメディア・サービス、ターゲットメディアの各事業が着実に推移し手堅い成果を得ることができたのは、マーケットのニーズを汲み取った誠実なものづくり、“深く速く正確に”を前提とした情報発信の姿勢などが、多くの読者・ユーザーに評価していただけた証だと考えております。

ソフト/ハードともに目まぐるしいスピード感で変わりゆく現代ではありますが、今後も当社グループの原点でもあるキーワード「面白いこと」の追求を礎とし、グループの強みを活かした事業展開でステークホルダーの皆様に新たな価値をご提供してまいります。株主の皆様におかれましては、一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

株式会社インプレスホールディングス
代表取締役社長
松本 大輔