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グループ環境方針

インプレスグループは創設当初よりメディア企業として、デジタル社会とそれを実現する技術がもたらす、⼈と地球のより良い未来に向けた情報発信と、業務プロセスの積極的な電⼦化によるSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を続けてまいりました。気候危機が叫ばれる現在、⾃らが発信する情報の資源効率を向上させ持続可能な形で提供すること、また、情報⾃体が循環型社会の形成に役⽴ち、環境保全の取り組みを促進するものであることを常に志し、ここにインプレスグループの環境⽅針を策定します。本⽅針は経営トップによるリーダーシップのもと、株式会社インプレスホールディングス(以下「当社」といいます。)取締役会の承認を経て策定しています。

1. 環境を守るクリエイティビティ

⽣物多様性と⾃然環境に配慮した材料採取

出版に⽋かせない紙・⽊材などの原材料はもとより、狩猟等のテーマを含む⼭岳・⾃然分野の取材においても、違法に採取・栽培された資源を使⽤せず、森林減少・劣化の抑制や⽣態系の保全・啓発活動に努めます。また、環境負荷のより低い新素材の積極的な採⽤とそれによる商品価値向上も⽬指してまいります。

気候変動の緩和

オフィスやデータセンター等でのCO2 排出係数のより低いエネルギーの使⽤に努め、拠点集約やデジタル化による⽣産性向上を通じた消費電⼒低減を継続的に図ります。気温上昇による森林⽕災等の災害発⽣がグループの出版事業における紙の原材料調達に与える影響を認識し、温室効果ガスの削減に寄与いたします。

循環経済の促進と資源効率

可能な限り資源をリデュース・リユース・リサイクルし、再⽣可能資源への代替を徹底します。特に、出版における返品率抑制、梱包材の削減、古紙回収をはじめ、電⼦化(ペーパーレス)推進やオンデマンド印刷による無在庫⽣産モデルの適⽤により、資源・製品の価値の最⼤化、資源消費の最⼩化、廃棄物の発⽣抑⽌に努めます。

環境法令の遵守と汚染防⽌

各種環境法令に基づき、⼤気・ ⽔質・⼟壌等の汚染を防⽌し、化学物質を適切に選定(製品に含有するインク等を植物由来に置き換えるほか)・管理します。また、廃棄物を適切に処理し、環境や⼈間の健康への悪影響の回避に取り組みます。

2. 適⽤範囲・教育

インプレスグループの環境⽅針は、グループ各社のすべての役員および従業員に適⽤されます。グループ各社の事業活動に⽋かすことのできないパートナーをはじめとする取引関係者に対しても、この環境⽅針を共有・周知し、環境保全の取り組みを強化してまいります。

3. 継続的な取り組みおよび対話

インプレスグループは、多様なステークホルダーとのコミュニケーションの⼀環として、この環境⽅針に基づく取り組みの状況について適切な情報開⽰に努め、皆様との対話を経て継続的な改善を重ねます。