インプレスグループが目指す
コンテンツのサステナビリティの実現
株式会社インプレスホールディングス代表取締役
塚本 由紀

インプレスグループは1992年の創設から今年で33周年を迎えました。IT分野を中心に、音楽、デザイン、山岳・自然、航空・鉄道などの専門分野を持つグループ各社は、創業95周年の山と溪谷社をはじめとして、66周年の近代科学社、47周年のリットーミュージック、45周年のイカロス出版…と、グループの歴史よりも長い間、読者や著者の皆様と共に各分野における知識や体験、感動を分かち合い、成長してまいりました。
その間、情報の伝達方法は紙の本からWebメディア、AI検索へと拡がっていき、いまでは紙の資源はもちろん、電気がなければコンテンツの提供ができないほどになりました。
これからも100年を超えて事業を続けていくためには、返品・廃棄等の無駄が生じがちな紙の出版において製造する部数の適正化を図り、また、メディアの配信に使用する電気をクリーンエネルギーにシフトするなど、常に時代に合わせた転換が求められます。
インプレスグループは持続可能な社会の実現に向けて、ESGの観点から次の4つの重点テーマを掲げ、事業を通じて人間性豊かで自由な文化・社会の循環を目指します。
●環境を守るクリエイティビティ(Environment)
●文化を育む専門性の次世代への橋渡し(Society)
●人の相互尊重と働きがいのある挑戦(Society)
●公正なパートナーシップ(Governance)
代表取締役
塚本 由紀